根管治療ガイド TOP >治療期間について

治療期間について

治療期間は個人差があります

治療期間は個人差があります

根管治療にかかる期間は個人差があり、早くて2週間、長いと2~3ヶ月かかることもあります。治療が長引く主な理由は、根管の形状。複雑な形状のため1回では根管内の洗浄を終えることができず、治療期間が延びてしまうのです。

【1週間に一度の場合の目安】
前歯部・・・1~2回、 小臼歯・・・1~2回、 大臼歯・・・1~4回

「治療が進まない」とは思わずに!

根管数により治療回数は変わります。外科処置が必要な場合では3~6か月で経過をみながら処置していきます。根管治療は虫歯菌に冒された神経を除去し、根管内を洗浄して樹脂を詰める治療です。その治療内容は「神経を除去→洗浄→樹脂を詰める→フタをする」というもの。しかし、これはあくまでも治療がスムーズに進んだ場合のもの。樹脂を詰めたあとは経過を見ますが、そこで状態が芳しくなければ歯根端切除術(外科処置)へと移行します。

疑問点があれば先生に相談を

疑問点があれば先生に相談を

「神経を除去→樹脂を詰める」の繰り返しを行っていると「最近は通っても全然よくならない。通うだけムダかも」と思われ、通院を止めてしまう方もいます。しかし、それは治療を途中で放棄していることになるのです。進んでいないように思われても、実際には処置が進んでいます。治療の進行状況に疑問が浮かんだら、自分で判断せず先生に相談することが大切です。

全体的な治療の流れ

初日

STEP.1 問診票を記入します。

ご記入いただいた問診表を見ながらまず、お話を伺います。続いてお口全体の検査をします。今のお口の中を知るために細かく検査していきます。

口腔内写真撮影

お口の中などをデジタルカメラで記録していきます。これは診療前の大切記録及び治療計画を立てるときに使用していきます。その他治療後の比較などにも使用します。

レントゲン撮影

歯周病や虫歯の状態が細く診断できるようにお口の中を分割して撮影していきます。

歯周組織検査

歯周病の進行具合を検査します。

唾液検査

虫歯のリスクを調べます。

歯科医師によってお口の状態を確認させていただき、痛みなどがある場合は応急処置をしていきます。その後お口の状態の説明や、当院の診療体系と今後の予定などをご説明いたします。

おつかれさまでした。一日目は終了です。
根管治療は、状況に応じて治療と下記の検査を平行して行っていきます。

2日目~

検査結果と今後の予防方法のご提案
前回の検査データをもとに現在の状態をお話してまいります。

STEP.2 ここから担当歯科衛生士と二人三脚の「初期治療」がスタートです。

初期治療とは虫歯や歯周病それぞれのリスクを調べ、それぞれの予防プログラムを実践していきます。それと同時にお口の中に溜まった細菌バイオフィルムも除去し、お口の中を清潔にして健康な歯肉を取り戻して行きます。

STEP.3 初期治療後の再検査

初診時より虫歯や歯周病のリスクがコントロールされているか、健康な歯肉を取り戻し精度の高い詰め物やかぶせ物を治療できる土台作りが完成したかなどをチェックしていきます。

STEP.4 歯科医師による治療

虫歯治療や詰め物かぶせ物、などを行っていきます。

STEP.5 治療後の再検査

すべての治療が終ったあとに、再評価をするための検査(初診時に行ったものと同じ検査)を行います。同時に初期治療でご提案した予防プログラムが適切に行われているかを確認していきます。

STEP.6 メインテナンス 当院ではここからが最も重要と考えています。

そしてこの状態をできるだけ長く維持管理していくための、最も重要なメインテナンスに入っていきます。

メインテナンスとは‐
1ヶ月~6ヶ月毎に歯科衛生士によって虫歯や歯周病の状態をチェック管理し、細菌バイオフィルムを除去していく予防プログラムです。

  • このページの先頭へ戻る

メンテナンスについて

診療のご予約・お問い合わせ

プライバシーポリシー